ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドとは、トレンド系のテクニカル指標です。
標準偏差(平均からのばらつき)を"σ(シグマ)"で表し、σが大きいほど株価の振幅が大きいことを表します。
正規分布はご存じでしょうか。統計で資料をいくつかの階級にわけたときの資料の分布状態を表し、自然現象や誤差の度数分布は正規分布になるそうです。平均に近いデータが多く、平均から離れるに従ってデータの数が少なくなります。正規分布で、平均−σ以上、平均+σ以下にデータの68%が入り、平均−2×σ以上、平均+2×σ以下にデータの95%が入る事が知られています。

株価の平均が1,000円、標準偏差が100円の銘柄があったとします。
すると、900円以上1,100円以下に68%のデータが入り、
800円以上1,200円以下に95%のデータが入ります。

チャートで見ると、移動平均線の上下に、移動平均線+σ、移動平均線−σ。さらにその上下に移動平均線+2σ、移動平均線−2σのボリンジャーバンドが見れます。
ほとんどの場合、移動平均線+−2σの間に株価は位置しているはずです。移動平均線+−2σより上下に飛び出しているデータは全体の5%しかないはずなのです。

単純に考えてしまいますと、株価が移動平均線−2σより下に行ったら"買い"、移動平均線+2σより上に行ったら"売り"となります。しかし、株価が上昇しているとき、もしくは下降しているときに、移動平均線+−2σに沿って動いていくことがあるので注意が必要です。移動平均線−2σより下になったからと言って買うと、そのまま下落し続ける可能性もあります。ボリンジャーバンドだけを見て売買するのは非常にリスクが高いと言えそうです。

それではどのようなときにこのボリンジャーバンドが有効なのか。
それは"売り"のタイミングをはかる場合です。持ち株の株価が移動平均線+2σを突き抜けた場合は利益確定のタイミングと言えます。その銘柄で含み損を抱えていない限り、移動平均線+2σを突き抜けたときは、含み益があるはずです。確実に利益確定することが株式投資には重要です。

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